第17回定時社員総会開催―日本エステティック協会 

一般社団法人日本エステティック協会(久米健市理事長)は、6月12日(水)に「第17回定時社員総会」を東京・千代田区の都市センターホテルにて開催した。

第17回定時社員総会開催―日本エステティック協会

久米健市理事長は冒頭のあいさつで、令和6年1月1日に発生した能登半島地震により被害にあった人々にお見舞いを述べたあと、「エステティックは戦後の右肩上がりの中で生まれてきた産業でしたが、社会の変化、経済の低迷などさまざまな困難に直面するようになり、私たちはここ20年ほど、“何をしたらこのエステティック業界が社会の役に立つのか”ということを模索してまいりました。まさに今それを実践に移すときがきています。今やらなければ将来にわたってもできないのではないかという状況になっていますので、これからの数年間はエステティック協会およびエステティック業界にとって重要になってくるでしょう」と話した。

第17回定時社員総会開催―日本エステティック協会

審議では、「2023年度事業報告」、「2023年度決算報告」、「監査報告」の報告事項、「計算書類等承認の件」「役員改選の件」「2024年度事業計画提案、2024年度予算提案、2024年度事業計画及び予算承認」など3つの議案が諮られ、賛成多数ですべて可決・承認された。
久米理事長は、事業計画の中で、人口減少、経済成長の鈍化、多様性との共生、産業構造・労働力人材の変化、サステナビリティの実現など現在の日本の社会環境に対して理解するべきことを解説。
それを踏まえた2024年以降5か年にわたる中期的な事業計画の中で、新認定カリキュラム、教科書・教材の制作、DX化、消費者問題分析・都度払いの啓発、厚生労働省の国家検定「エステティシャン技能検定」の実現への取り組みなどが示された。

総会終了後には、会場を移して懇親パーティーが開催された。

一般社団法人日本エステティック協会
TEL:03-3234-8496
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(取材)

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