また、頬の最も高い位置は試験前よりも平均で約2.7mm上方向に移動していることが明らかになった(図1)。
このことから、同マッサージはたるみ改善や頬のリフトアップに寄与していることが分かった。
従来、フェイシャルマッサージはリンパの流れを促進し、むくみを解消すると考えられているが、今回の検討から、脂肪層の状態を変化させることでたるみ改善にもつながっていることが示唆された。
◆今後の展望
同研究により、化粧品による日常のお手入れに取り入れることが可能なフェイシャルセルフマッサージのたるみ改善効果を皮膚深部構造の変化から実証することができた。
この知見の一部は同社のハイプレステージブランド「インフィニティ」の美容筋膜マッサージ(※1)として活用されている。
(※1) インフィニティ 美容筋膜マッサージ
https://www.kose.co.jp/infinity/special/prestigious/massage/
(ニュースリリース)
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