ビューティーワールド ジャパン、盛況のうちに閉幕

メッセフランクフルト ジャパン株式会社(梶原靖志代表取締役社長)は、5月13日(月)~15日(火)に東京ビッグサイトで『ビューティーワールド ジャパン』を開催した。

今年の『ビューティーワールド ジャパン』は、開催を来年に控えたオリンピック・パラリンピックの準備工事の影響を受け、展示ホールが従来の東3-8ホールから西1-4ホール+アトリウムへ移動となり、展示スペースが昨年の7割ほどに。

限られた条件の中で、ホールの回遊性を考慮し、さらには来場者にとっての従来の利便性を確保すべくエリアやゾーンのレイアウト再編などを実施した。

その結果、日本国内からを中心に韓国、台湾、中国からのパビリオンをはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツなど11カ国・地域から551社・団体(国内:486、海外:65)が出展、国内外から70,512名の来場者が詰めかけた。

「当初立てていた名刺の獲得枚数を、初日から軽々とクリアしてしまった」と話す出展者もおり、出展者サイドの手ごたえも大きかったようで、日本最大の国際総合ビューティー見本市としての安定した存在感を示した。

毎回、来場者の注目を集めるステージセミナーや好評の「ゼミ」(有料)、その他の各種セミナーも、今年は、展示ホール内から東京ビッグサイト内の会議棟へ移動となった。
展示ホールから離れることで聴講者の動員が心配されたが、西ホールからのアクセスも良好で、逆に、展示ホールのにぎやかさから隔てられ、講義に集中できる環境を提供できる結果となった。

最新テクニックからサロンオーナー向け経営術まで広範囲に網羅されたエステティックサロン向けの「エステティックステージ」は、3日間で計11本が行われた。
人気講師の森柾秀美氏(Esthetic MORIMASA学院長)、宇治原一成氏(ビューティコンサルタント)、エリカ・アンギャル氏(栄養コンサルタント)などによるセミナーは軒並み満席となり、最新の情報や知識を得ようとする多くの来場者が熱心に耳を傾けた。

西3ホールでは、『東京ネイルフォーラム2019』(主催:NPO法人 日本ネイリスト協会)が同時開催され、いち早く技術情報やトレンド情報を得ようとする多くのネイリストや業界関係者で訪れ、特に、技術デモンストレーションするブースは、熱心に学ぼうとする人たちであふれていた。

次回『ビューティーワールド ジャパン』は、2020年4月20日(月)~22日(火)に東京ビッグサイト西1・2・3・4 ホール+アトリウムでの開催となる。

見本市公式ウェブサイト:www.beautyworldjapan.com
見本市公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/BeautyworldJapan1/

■姉妹見本市
◎『ビューティーワールド ジャパン ウエスト』
2019年10月7日(月)~9日(水)
インテックス大阪3・4・5号館・6号館Bゾーン
◎『ビューティーワールド ジャパン 福岡』
2020年2月3日(月)~4日(火)
福岡国際センター

(取材)

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