資格取得の問い合わせが増加している美容電気脱毛
一般社団法人日本美容電気脱毛協会(略称:JBEA、天辰文夫会長、手塚圭子理事長)は2024年11月29日(金)に第四回定時社員総会と懇親会を東京・千代田区の都市センターホテルにて開催した。
同協会は、日本のエステティックの歴史とともに美顔・瘦身と同様に長年にわたり行われてきた美容電気脱毛施術について、その技術者のレベル向上と消費者への安全で良質なサービス提供を目的としている業界団体。
総会後には、同協会会員や業界関係者、プレスを招いた懇親会を開催。
手塚理事長は冒頭のあいさつで「最近、電気脱毛の資格に関するに問い合わせが増えている。
日本での電気脱毛は1990年にスタートしているが、今年は経済産業省の方が実技試験の視察に来てくれた。また、先日訪れたアメリカで電気脱毛を行う仲間に現地での状況を尋ねたところ、最近はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)により多毛症の人が多くなっていたり、トランスジェンダーの方の増加もあったりと脱毛の需要が非常に高まっているということだった。日本とは状況が違うという感触だが、日本では男性のひげの脱毛、また介護脱毛の需要があり、そこには白髪の脱毛という問題がある。(褐色の毛に反応させて毛根にダメージを与える仕組みである)美容ライト脱毛やレーザー脱毛では対応できないところ、電気脱毛は白髪を脱毛できるので、今後ニーズは高まっていくと考えている」と述べた。
来賓として登壇した経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長の橋本泰輔氏は、「脱毛はヘルスケアと親和性が高いと考えている。電気脱毛は特に効果が高いけれども痛みが伴うと聞いているので、施術者の高い技術が必要であると想像している。協会の活動で一定の水準を担保していると思うので、今後電気脱毛の意義が高まり発展していってほしいと考えている」と期待をこめてあいさつした。
エステティックJIS原案作成委員会の委員長でもある飯田恭子都立大名誉教授のあいさつ、天辰文夫会長の乾杯のあいさつの後は、協会会員や業界関係者により和気あいあいと情報交換が行われた。
一般社団法人日本美容電気脱毛協会
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(取材)