引き続き健全な経営を目指す事業者と不適正な営業を行う事業者の差別化を推進
特定非営利活動法人日本エステティック機構（福士政広理事長）は、6月27日(木)にハイブリッド開催にて「第22回通常総会」を開催した。
総会では、「令和5年度事業報告」、「令和5年度収支決算報告」、「監査報告」について審議され、いずれも賛成多数で可決された。
また、「役員人事について」「令和6年度事業計画及び予算について」の2事案が報告された。
■ 令和6年度の事業計画
[基本方針]
1. 消費者が安心してエステティックサロンを利用できる環境づくりを支援する。
2. エステティック認証制度の社会的認知度及び普及率の向上を通してエステティック界の適正化を支援する。
3. 消費者からの信頼の獲得とエステティック業界の活性化を通して、エステティック産業の健全な発展に貢献する。
依然として苦境にあるエステティック業界の状況を踏まえ、前年度から引き続き、消費者の安全と安心を確保するために「認証制度」の抜本的な見直しを実施。
エステティシャン教育については、「エステティシャン試験制度認証制度」の公正な運営を続けていく一方で、公益財団法人日本エステティック研究財団にて制定を検討している「職業能力検定制度」に関して支援をする中で「検定制度」の実効を高めることを目的として「エステティシャン養成制度」の構築を進める。
昨年度より開始している、経済産業省の協力による「エステティックサロン認証基準」をJIS標準化とする取り組みを進める。
この施策により、業界内はもちろん業界を支えている関連業界に対して、理解と協力を得ながら、不法な営業や迷惑な営業を著しく減少させる環境の整備を目指していく。
特定非営利活動法人日本エステティック機構
https://esthe-npo.org/
TEL：03-3230-8002
（画像提供：エステティックジャーナル）
