エステティシャンのための継続教育セミナー開催
一般社団法人日本スキン・エステティック協会（大原國章理事長）は、9月5日（火）～6日（水）の2日間、東京・品川区の大崎ブライトコアホールで「JSAセミナー ～エステティシャンのための継続教育セミナー 2023～Vol. 51」を開催した。
同セミナーは、日本スキン・エステティック協会が日本での認定試験を行っているCPE（Certified Professional Electrologist：認定電気脱毛士）の継続教育ポイントを取得できるセミナー。
2日間で8講義が行われ、栄養学、理学療法、骨粗しょう症、未病医学、ジェンダー（LGBTQI）の方々への対応の仕方、サロン経営についてなどさまざまな分野の専門家が講師として登壇し、お客様のニーズが多様化するなか、エステティシャンとしての知識を深める機会となった。
プロとしての知見を深める多彩な講義内容
2日目で登壇した石原内科クリニック院長／未病医学院 琉球温熱療法白金台院長の石原潤一氏は、「“風邪は寝て治せ”とは？～未病医学の薦め」と題し、健康の維持と不健康を早く健康に戻すためには毛細血管の血流を良くすることが必要であるとし、血流を調整する役割を果たす自律神経である交感神経と副交感神経が適切なバランスを保つことの大切さを分かりやすく講義した。
続いて登壇した大阪府八尾市でエステティックサロンKARENを運営する合同会社カレンの高田智恵美氏は、「メンズ美容脱毛と今後の個人サロンのポジショニング」と題し、サロンの経営戦略を策定するためのポジショニングの大切さを解説し、実際に受講者も自サロンを分析するワークを行った。また高田氏自身のサロンや取り組みについても紹介された。
その他、広島大学大学院医系科学研究科特任教授で早稲田大学名誉教授の柴田重信氏による「時間を変えるだけで、痩せる！若返る！病気になりにくくする！～時間栄養学＆時間運動学」、メディカルプラスクリニック新宿院長で医学博士の林和弘氏による「美容脱毛における創傷治癒について／脱毛施術後の皮膚の回復過程を踏まえて～美容医療の視点から」などの講師陣が講義を行い、全国から集まったCPEやエステティシャンなどの受講者たちは、質問も活発するなど熱心に聴講していた。
一般社団法人日本スキン・エステティック協会
https://www.jsa-cpe.org/
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TEL： 03-3345-0195
（取材）
