一般社団法人エステティックグランプリ(遠藤友子理事長)は6月14日(水)に東京国際フォーラムにて『第13回エステティックグランプリ グランプリファイナル』を開催した。
第13回のテーマは「共育」
エステティシャンは知識と技術を学び研鑽しながら成長、サロンはサービスの向上、集客力、ブランドイメージを確立しながら成長するものであり、お互いの目指す方向が一致し「共に育つ」ことで、業界全体の成長と発展へとつながるとした。
14日に行われた「フェイシャル技術部門」グランプリファイナルでは、北海道・東北・関東甲信越・中部北陸・関西・中国四国・九州沖縄の全国7エリアで開催されたエリアファイナルを勝ち抜いた12人のエステティシャンが、オリジナルのフェイシャル技術をステージで披露、審査員による厳正な審査によりグランプリが決定した。
また、「顧客満足サロン部門」については3月に星の付与、「ボディ結果出し部門」については2月22日に最終審査会が行われ、その表彰式が行われた。
「フェイシャル技術部門」でグランプリに輝いた下田奈桜さん(Face & Nail Dio、愛媛県)は、「機械では感じることのできない手から伝えられる思い、愛を大切にしているのでオーナーやスタッフや友人の愛でがんばれたことも忘れないようにしたいです。そして、これからも技術と知識をつけて、もっと愛と癒しを与えられるようなエステティシャンになりたいです」と受賞の喜びを語った。
エステティックという仕事を未来へつなげる
表彰式の後、総括としてあいさつに立った遠藤理事長は、「13期のテーマは『共育』としました。教え育てる『教育』ではなく共に育つという『共育』です。現在のエステティック業界の課題に人材育成や人材確保があげられます。人を育てるためには、先輩、オーナー、サロンなどが一緒に成長していかなければなりません。人やサロンや企業が教え育てる教育から“共に育む”という考え方が必要だということから、13期のテーマに設定しました。いま社会や経済、国内外の情勢は日々変化しており、エステティック業界も例外ではありません。世の中の変化に対処できる柔軟な対応力を育み、能力を高めていかなければなりません。エステティックグランプリをプラットフォームに、この仕事に携わる皆さまが手を取り合い、乗り越え、そしてエステティック業界全体がよりよいものになっていってほしいと願っています。ひとりの力は決して大きくはないですが、多くの皆さまと協力し合えれば、必ず成し遂げられると信じています。このエステティックという素晴らしい仕事を未来につなげていきましょう」と大会を締めくくった。
受賞サロン
■フェイシャル技術部門
◇グランプリ
Face & Nail Dio (愛媛)
下田奈桜さん
◇準グランプリ
ANDEAL梅田店 (大阪)
志賀優丘さん
◇3位
アンジェラックス長野店 (長野)
長谷屋希さん
■ボディ結果出し部門
◇グランプリ
Asian Field (愛知)
担当:多久和亜紀さん
モデル:吉田和美さん
◇準グランプリ
Asian Field (愛知)
担当:多久和亜紀さん
モデル:西川悠さん
◇準グランプリ
サロンドヴィーナス新宿店 (東京)
担当:中川琴音さん
モデル:ルイさん
■顧客満足サロン部門(5つ星)
◇EPI de RIZ (福岡)
◇ピュアリーナチュラルライフスパ甲府本店 (山梨)
◇ルメートルセラピー®︎ビューティーサロン (大阪)
◇Paris de skin イオンモール柏店 (千葉)
◇アンジェラックス長野店 (長野)
◇ドゥ・スポーツプラザ 上里店 (埼玉)
◇サロン ジュ ファミ (長崎)
◇pearl.K (大阪)
なお、第14回大会のエントリーはすでに開始しており、「顧客満足サロン部門」は2023年9月30日(土)、「ボディ結果出し部門」は2023年10月31日(火)、「フェイシャル技術部門」は2023年11月30日(木)が締め切りとなっている。
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一般社団法人エステティックグランプリ
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(取材)