特定非営利活動法人日本スパ振興協会（岡田友悟理事長、通称：NSPA〔エヌスパ〕）は、６月９日（金）、東京・御茶ノ水のワテラスコモンホールにおいて「令和5年総会」および「総会記念講演」を開催した。
会員のみ出席の総会開催の後、報道陣に公開された「総会記念講演」では、IHG HOTELS & RESORTSにおいてSIX SENSES（シックスセンシズ）を含む、IHGラグジュアリーブランドの営業およびマーケティングを担当するグローバルアカアカウントダイレクター ラグジュアリーライフスタイルセールス 東アジア地区担当 営業推進ダイレクターの白鳥睦氏を招聘。
自然派ラグジュアリーホテル「シックスセンシズ」
第一部は「日本で成功するウエルネスツーリズムとは」と題し、チェーン展開するホテルプランドとしてウエルネスツーリズムを世界的な規模で担ってきたシックスセンシズの歴史とそのコンセプト・哲学を紹介。
SIX SENSES HOTELS&RESORTSは1995年にモルディブで誕生したサステイナビリティーとウエルネスを哲学としたホテルリゾートグループで、2019年にインターコンチネンタルホテルを筆頭とするIHGグループに参加し、現在18か国に22軒を構える。
白鳥氏は、シックスセンシズの包括的なウエルネスアクティビティーが予防医学に通じるとし、食事から睡眠まで視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五感に加え、第六感まで研ぎ澄ませることができるホリスティックでラグジュアリーな体験を提供していると説明した。
立ち遅れた日本のウエルネスツーリズム
第二部は同協会の土橋告理事がモデレーターとなり、日本のウエルネスツーリズムの現状を解説。
日本には温泉や森林浴、禅、四季などウエルネスツーリズムを実現する資源があるにもかかわらずそれを生かしきれていないこと、今後日本のウエルネスツーリズムの進むべき道について白鳥氏の見解を含めながら深堀りされた。
特定非営利活動法人日本スパ振興協会
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（取材）
