3.将来展望
2023年度のエステティックサロン市場規模は、前年度比100.2%の3,148億円と予測する。
エステティックサロン市場の今後の見通しとしては、コロナ禍収束への道筋が見え始めた2021年末頃とはまた状況が変化している。2022年に表面化した脱毛サロンの返金トラブルや経営破綻は、今後業界が獲得していく必要のある若い世代にとって、エステサロンに対する心配や不安を少なからず増幅させた可能性がある。気軽にそして安心して通える印象をもってもらい、エステサロンの実力を示すことで新規顧客として定着化を図ることがいま必要とされている。
調査要綱
1.調査期間: 2022年10月~2023年1月
2.調査対象: エステティックサロン、エステティックサロン関連商材取扱企業等
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用
<エステティックサロン市場とは>
エステティックサロンとは、人の皮膚を清潔にし、若しくは美化し、体型を整え、または体重を減ずるための施術を行うことを目的に、エステティシャンが手技、化粧品、機器を使用して施術するサロンをさす。
本調査におけるエステティックサロン市場には、国内の店舗型エステティックサロンで提供する施術(美顔、痩身・ボディ、脱毛、メンズエステ)と付帯する物品販売・その他サービスが含まれる。なお、セルフエステ、訪問エステ、理美容エステ、メディカルエステなどは対象外としている。
<市場に含まれる商品・サービス>
施術(美顔市場・痩身/ボディ市場・脱毛市場・メンズエステ市場)及び物販
出典資料について
資料名:2023年版 エステティックサロンマーケティング総鑑
発刊日:2023年01月30日
体裁:A4 459ページ
価格(税込):143,000円 (本体価格 130,000円)
(株式会社矢野経済研究所ニュースリリースより)
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