こんにちは！
「エステティック・プレス」編集長のスズキです。
先日うれしいニュースをネットで見つけました。
“電話口から漏れた男の不機嫌な声 エステティシャンは「ピンときた」”
https://www.asahi.com/articles/ASRBL61R2RBLUTIL014.html
渋谷区広尾でエステティックサロンを経営されている寒河江円さんが、特殊詐欺を防いだとして警視庁渋谷署から感謝状を贈られたというニュースです。
記事によると、寒河江さんは、サロン近くにあるATMで振り込みを行おうとしたところ、スマートフォンで誰かと会話をしながら慌てた様子で操作する80代の女性を見かけました。
「大丈夫ですか」と声を掛けると、女性は電話会社をかたる人物から有料アプリの使用料9万9千円が未納だと言われたと説明。
さらに電話口からは振り込みをせかす若い男の不機嫌な声がしたということです。
寒河江さんはピンときて、振り込みをやめさせ、通報。
特殊詐欺を未然に防ぎました―。
この記事を読んで、「それはそうだろうな」というのが私の感想です。
というのは、エステティシャン・セラピストの皆さんというのは、誰かのことを思いやるという心持の本当に強い方たちだと思うのです。
ご本人たちは当たり前のことであって何も不思議なことではないでしょうが、エステティック業界に関わっていながらエステティシャンでもセラピストでもない私から見ると、それはもう誤解を恐れずにいうと違和感を覚えるくらいに、人に対して優しい気持ちを持っていて、親身になることが自然にできてしまう方たちなんです。
ここのところ、エステティックサロンでのハイフ施術での事故、脱毛サロンの契約トラブルなど悪いニュースばかりが目につきます。
でもほとんどのサロンは、お客様をきれいにしてあげたい、癒してあげたい、喜んでもらいたいという奉仕の精神のもとで、日々真面目にお仕事に向き合っているわけですから本当に残念です。
今回の特殊詐欺防止のようなニュースがもっと大きく取り上げられることを願います。
お読みいただきありがとうございました。
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