昨年度途中で就任した瀧川理事長があいさつ
一般社団法人日本エステティック協会(瀧川睦子理事長)は、6月4日(水)に「第18回定時社員総会」を東京・千代田区の都市センターホテルにて開催した。
瀧川理事長は代表挨拶で、昨年8月に久米健市前理事長の辞任を受けて9月の臨時総会で理事長に就任した経緯を説明。
「理事長職にはまだ不慣れで、協会の隅々まで行き届いていない部分が多いと思いますが、会員の皆様のために少しでも力を注いでいきたい」と謝辞を述べた。
また、コロナ期間中の協会運営の変化に触れ、「私のモットーは全員参加型。業界に関わる皆さんお一人ひとりがその仲間であり、自分の行動で業界を作っていっているという責任を持つことが重要」と強調し、会員との協働による協会運営への意欲を示した。
審議では、「第1号議案:計算書類等承認の件」「第2号議案:理事の選任の件」「第3号議案:2025年度事業計画提案、2025年度予算提案、2025年度事業計画及び予算承認の件」の3つの議案が諮られ、賛成多数ですべて可決・承認された。
2025年度の事業計画では、エステティック業界の発展と社会的信頼の向上を目指し、会員制度の充実化や教育プログラムの推進、デジタル化による会員管理システムの活用、クロスメディア戦略の推進による広報活動の強化などが重点項目として掲げられた。
また、教育事業では認定講師の指導スキル向上を目的とした研修の充実、資格取得試験内容の最新化などが計画されている。
さらに、エステティック業界の品質管理強化のため、日本エステティック機構が進める「エステティックサロン認証基準(エステティックJIS)」の制定に協力し、業界全体の健全化を推進する。
総会終了後には、会場を移して懇親パーティーが開催された。
懇親会では、参議院議員の山東昭子氏、同じく参議院議員の今井絵理子氏、経済産業省ヘルスケア産業課課長の橋本泰輔氏、日本エステティック機構の福士政宏氏、日本スパ・ウエルネス協会理事長でビューティ&ウェルネス専門職大学理事長の下村朱美氏などが来賓挨拶に立ち、業界への期待と激励の言葉を述べた。
一般社団法人日本エステティック協会
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(取材)