学校法人ミスパリ学園 ビューティ&ウェルネス専門職大学(神奈川県横浜市都筑区 学長:室伏きみ子氏)は、2023年4月3日にビューティ&ウェルネス学部ビューティ&ウェルネス学科の入学式を挙行した。
式では、下村朱美理事長および室伏きみ子学長からお祝いの言葉が贈られたほか、教授の入場、授業を受け持つ教員など列席者の紹介があった。
新入生宣誓では「高い志を持った仲間と共に学び、科学として高品質なビューティ&ウェルネスサービスを実践し、新しい価値を創造できるよう尽力することで、社会に貢献する使命が私達にはある」と新入生代表より誓いの言葉が述べられた。
◆ ビューティ&ウェルネス専門職大学 室伏きみ子学長の式辞(抜粋)
“私たちは、本学の第1期生としてここに集った皆様をお迎えいたしました。ビューティ&ウェルネス専門職大学の歴史の最初の1ページを、皆様の成長と大学の発展の記録を、一緒に書き記していきたいと思っています。
現在、私たちを取り巻く社会は大きな変化の時期を迎えています。そしてその中で人々の価値観や生活様式が大きく揺らいでいます。少子化や超高齢化といった課題が突き付けられている日本では、先行き不透明な社会をどのように活性化し、人々が健康で幸せに暮らせる環境を作ることができるかということに多くの注目が集まっています。
人々の心身や多様な生命たち、自然とのリレーション、また、人々が作り出す音楽、美術、そのような中から「美」を見い出し、そして感動する心を育てることがとても重要になってきています。多様な人々が互いに理解しあい、尊重しあうことが、心身の健康につながることは日々明らかになっています。
ビューティ&ウェルネス専門職大学では、美と健康を従来の枠を超えて科学的に探求し、その成果を世界の様々な課題解決に役立てることを目指しています。皆様には本学における学びの中で得られる知識や技術を十分に生かして、人々の生活の質を向上させ、心の豊かな人生をつくるために尽力する人材として育っていただきたいと願っています。
これからの4年間、心と体の健康を大切にして学園生活を思いきり楽しんでください。皆様の実り多い大学生活を心からお祈りして、お祝いの言葉を結びます。ご入学誠におめでとうございます。”
◆ 学校法人 ミスパリ学園 下村朱美理事長の祝辞(抜粋)
“本学は日本で初めてできた美容と健康を総合的に学ぶ大学です。
技術が身につきます。それから理論も身につきます。一般教養も身につきます。そして、業界のリーダーとして活躍できるよう、経営学や経済学なども勉強していただきます。
この大学ができるまでには、美容と健康産業の業界の方たちの賛同があり、そして横浜市都筑区の皆さんのご協力があり、そのように皆さまからの大きな力によってこの大学はでき上がっております。ですから、ビューティ&ウェルネス産業で大活躍する人たちをつくるのが私どもの任務だと思っています。
嬉しいことがあったら話してください。苦しいことがあっても話してください。文句があっても言ってきてください。何でも聞きたいと思います。教員たちと一緒にいつも皆さんのそばにいますので、何でも話してください。そしてみなさんがやりたいことをクリアにしていき、そのクリアになった先に、活躍できる仕事に就けるように応援していきます。
まずは皆さんが美しくて健康で、そんな人になってほしいと思っております。
本日は誠におめでとうございます。”
また、文部科学省前事務次官 義本博司氏、元中小企業庁長官・一般社団法人国際文化協会理事長 前田 泰宏氏、弁護士法人梅ヶ枝中央法律事務所所長 山田 庸男氏ら来賓から祝辞が贈られた。
◆ビューティ&ウェルネス専門職大学について
理論に裏打ちされた専門的かつ実践的な技術を備え、「ビューティ&ウェルネス」のプロフェッショナルとして「美」と「健康」の領域を切り拓き、「ビューティ&ウェルネス産業」を牽引・発展させるリーダーとなる人材を育成することを目的に開学。
同専門職大学の養成する人材像は、「ビューティ&ウェルネス産業において、科学的で高品質なビューティ&ウェルネスサービスを実践することによって、現代社会における多様な心身の美と健康を実現し、人々のQOLの向上に資することができるセラピストであるとともに、ビューティ&ウェルネスサービス施設の経営管理・マネジメントを担い、さらには、新しい価値を創造することができる将来の指導者として、先導的な役割を果たすことが期待される人材」としている。
【ビューティ&ウェルネスという新しい学びの特徴】
■ ポイント(1) 医学、保健衛生学、自然科学など幅広い分野を横断的に学ぶ
肌や全身の状態、食と運動、化粧品の成分、心の状態、色彩心理など、科学的な判断ができるための知識を身につけ、実際の仕事の場面で活かすことを目指す。
また、直接人の肌に触れ、トリートメントを行う際の健康被害のリスクをゼロに近づけるため、効果を正しく評価するためのデータサイエンスの技法も学ぶ。
■ ポイント(2) 語学や美術、身体表現などを体験できるカリキュラムで人間的素養を高める
従来の美容は若く見せることが重視されたが、現代ではそれぞれの年代に応じた自然な美しさを大切にするようになっており、そのためパターン化したサービスではなく、一人ひとりに異なる目標を設定し、結果に対して満足いただけるプログラムを提供する必要性を重視。
その人の職業や社会との関わり、生活様式、美的感覚や時代的な嗜好を理解するため、語学や美術、身体表現などを体験できるカリキュラムで、人間的素養も高めていく。
■ ポイント(3) 日本のおもてなしの心を大切に、マネジメント力を身につけ、社会での実践的な力を高める
ホスピタリティのマインドや、コミュニケーション力など、学年が上がるにつれて社会での実践力を段階的に着実に修得できるようカリキュラムを編成。
将来的に組織のマネジャーや経営者として、ビューティ&ウェルネス産業のビジネスモデル創造にかかわる経営理論も学ぶ。
■ ポイント(4) 現場に即した授業や実習が豊富、企業経営者とのディスカッションも予定
実際の企業等での臨地実務実習などの時間数が4年間で20単位(約600時間)と長時間にわたり、専門的かつ応用的実践力を身につける。
実務家教員による授業では実際の現場を意識した学びを得ることができ、ビューティ&ウェルネス産業にかかわる企業経営者とのディスカッションなども設けられる。
学校法人ミスパリ学園 ビューティ&ウェルネス専門職大学
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